先日の記事で雨漏り対策をしたガレージのその後です。
昨年夏ごろの話になりますが、ガレージの改装に着手してから、特に晴れた日は内部がとんでもない高温になって作業どころじゃない状態になることがよくありました😓
ガレージは鉄骨にトタン壁、トタン屋根と、ほぼ丸ごと鉄なので熱くなりやすいんですね💦
目次
スポットクーラー
とりあえずスポットクーラー&工業用扇風機は入れてみたものの焼け石に水という感じで、風に直接当たってないと全然涼しくありません😅
一応排熱ダクトを壁に接続して熱は逃げるようにしてるんですけどね。やはりエアコンのように熱交換の効率が良くないのと、あとはあまりにも空間が広すぎるのでしょう。
作業の時など、直接当たれるスポットクーラーはもちろん重宝しています。
屋根の遮熱
ガレージのどこが最も熱くなるかを考えると、やはり太陽光を直接受け続けるトタン屋根が原因の一つとなっているようです。ネットで調べたところ、屋根に遮熱塗料を塗るとそれなりの効果が見込めるとのこと。ただし効果が高いと言われている塗料(ガイナとかサーモアイとか)はお値段が・・・
住宅とかではなくガレージですし、とりあえずはホームセンターで、そこそこのお値段で買える塗料を探して買ってみました。
とはいえ、塗るとなると屋根はそれなりに広いので(約7m×5m)塗料は一斗缶クラスです(^^;
遮熱するには太陽光を反射しやすい白色が良さそうですが、本塗り用の塗料はなぜか白が無く、売ってる中で一番明るい?グレー色にしてみました。(下塗り剤は白いです)
塗装
下準備
屋根の状態を見てみると、端の方が色落ちして下地が出てます。元々グレーっぽい塗料が塗ってあったか?もしくは逆に茶色いトタンが色落ちしてグレーの下地が出てきたのかもしれませんね。
塗料を塗る前に、まずはホウキやハケで屋根の上にあるホコリや汚れを取り除いていきます。
ちなみにこのトタン屋根、下地の桟が無い所を踏んでしまうと簡単に凹んでしまうので注意が必要です。上から見てフックボルトがある所には桟が入っているので、このラインの上に両足を乗せながら作業することに。これが非常に辛く・・・内ももが筋肉痛になりました(>_<)
下塗り
屋根の端を塗る時に塗料が垂れやすいので、先に周りを塗ってから内側を塗っていきます。それなりの濃度で塗っても下地が透けるような感じになりますが、下塗りはこんな感じで大丈夫だそうです。
先に書いたように足元を常に気にしながらの作業なので、一度に塗れる範囲には限りがあり、思ったより時間がかかります。1度に塗れる範囲を1ブロック=2m×0.5mくらいとすると、それを36回くらい繰り返すことになります。時間がかかる訳ですね😅
真夏だったので空調服を着ながら作業に臨みましたが、一通り塗り終えるまでの約1時間はかなりしんどかったです💦(もちろん水分補給しつつ休み休みやっています)
本塗り(1回目)
本塗りを途中まで進めたところです。この写真では実際より多少濃いめに写ってるような気はしますが、よく見ると少し下塗りが透けているのが分かります。元々2度塗りの予定なので気にしないことにします(笑)
リハビリで?前の道路を数回往復している高齢の奥様が「暑いのに大丈夫ー?」と何度も声をかけてくれます。こういうのありがたいですね。素人丸出しで危なっかしく見えたのかも知れませんがw
1回目を塗り終えました。先ほどの写真とは逆に今度は明るく見えますね(笑)
一度しっかり乾燥させたいので2回目は後日に。それまで雨が降らないことを祈りつつ☔
本塗り(2回目)
2回目の本塗りを終えたところです。ここまで塗るとしっかりと厚みを感じます。
と同時に、場所によっては厚く塗りすぎたのか、乾燥したあとに少しヒビが入っていたりします。問題なさそうなレベルなので気にしないことにします(笑)
遮熱塗料の効果
肝心の効果ですが・・・
はっきり言います!
効果は ほんの少し です。
多分屋根を塗る前の状態を知らないと、効果が出ているとは気づかないレベルだと思います(笑)
塗る前のガレージ室温が40℃だとすると、塗った後は35℃くらいになった感じ。暑くてそこにいられないレベルから、暑いけど何とかいられるレベルに。
ガレージ内部から屋根の内側を触ると、塗る前は熱すぎて2秒と触っていられなかったのが、触るとかなりあったかいな~と思えるくらいになったので、まあその程度の効果とお考え下さい。
個人的な満足度は高いですが、費用対効果は・・・正直相当低いかも知れません(^^;
耐久性はそれなりですが、大きなよしずを何枚か乗せた方が効果ありそうな気もします(笑)