- 南側建物と新たな建物の間隔を今より広げて、隣接建物を既存適格になるようにすること。
- 建設予定地の接道部分を一部寄付することで前面道路を6mの区画道路とすること。
- それにより建ぺい率・容積率の緩和を受けること。
- 緑化率を上げる事で、外壁後退の緩和を受けること。
前回の記事でも書いたように、上記のような方針で間取りを組み直して頂きました。
目次
間取り(区画道路版)
間取りの変更点
今回の間取りは、南側建物と間隔をあけ前面を区画道路にすることによる変更と、当初の間取りで気になっていた所の変更との両面からの変更が加わっています。
南側建物を既存適格にするための変更
南側建物と約5m離して新たな建物を建てる
以前書いたように、南側建物が北側斜線を超えないようにするためです。
南側建物との間隔の所に車庫を持ってくる
北側斜線対策であけた間隔の部分を車庫スペースとして活用することで、そのぶん元々の車庫スペースを新建物に割り振ることができます。
建物の形を、正方形→東西横長になるように変更
南側建物との間隔を大きく取るための変更です。1F書斎や2Fファミリークローゼットを西側に変更したり、両階の寝室の向きを変えたりして南北の長さを縮めています。
庭スペースを縮小
今回の変更を行いつつ建物の大きさを以前とそれほど変わらないようにするため、外壁後退を減らす=庭のスペースが縮小されます。
※緑化率を上げて外壁後退の緩和を受ける必要があります
当初の間取りで気になっていた所の変更
以前の間取りはこちら↓の投稿にて紹介しています。
1階洗面所&浴室への導線
以前は母の寝室を通る形でしたが、寝室を通らずに廊下から直接アクセスできるように変更しました。
母寝室とフリースペースの広さ
フリースペースとはいえ3.5畳は狭かったので6畳に、母寝室は7畳から約6.3畳に変更しました。
2階バルコニーの変更
以前のバルコニーはダイニングとリビングの両方に繋がるのは良かったのですが、細長くて使い難そうだったのがネックでした。今回の変更でリビングからのみのアクセスになるものの、奥行きを伸ばすことで使いやすそうな形に変わっています。
2階リビング吹き抜けに化粧梁を追加
あらわし梁とか呼ぶそうですが、構造用の梁ではなく化粧用の梁を追加しました。
猫を飼っている話をしたら、間取り図の化粧梁に乗せてくれました🐱
今回の変更を受けて
今回の間取り変更は、南側建物の既存適格のための修正という目的による所が大きかったわけですが、建物を横長にすることで結果としてバランスの取れた良い間取りになってきたような気がします。
きっかけは後ろ向きな理由からでしたが、結果オーライというやつですね(笑)
ではまた👋