改めて今回の建設計画予定地について、都市計画で定められている区分は以下の通りです(抜粋)
- 用途地域:第一種低層住宅専用地域
- 建ぺい率:50%
- 容積率:100%
- 絶対高さ:10m
- 高度地域:第1種高度地区
- 防火指定:準防火地域
- 風致地区:第二種風致地区
- 地区計画:あり
- 地区街づくり計画:あり
- 埋蔵文化財包蔵地:遺跡あり
整理すると、
・もともと定められている上限は建ぺい率50%・容積率100%
・地区整備計画ルールにより、建ぺい率40%・容積率80%に制限されてしまう
→ 接する道路を区画道路(幅6m以上)に整備することで、建ぺい率50%・容積率100%まで使用可能になる
・風致地区条例により、壁面後退の距離を道路から2m・隣地境界から1.5mとらなければならない
→ 緑化率を上げることで、道路から1.5m・隣地境界から1mに緩和できる
・敷地は角地に該当するため、風致地区条例における角地の緩和を受けることが可能
→ 角地緩和により建ぺい率60%まで使用可
といったところです。
そして先に申し上げてしまいますと、色々と事情もあり、前面道路を6mの区画道路に整備して建ぺい率と容積率の緩和を受け、さらに緑化率を上げることで壁面後退距離についても緩和を受ける方向で進めることにしました。
このあたりについてはまた改めて😀
ここまで触れてきた地域ごとの建築におけるルールや条例などは、ネットでもある程度自分で調べられますが、細かい所まではとても調べきれないので、もし条件が厳しそうな地域で建築を計画する場合は早めに専門家に相談・問い合わせすることをお勧めします!
個人的にはある程度目星をつけたメーカーや工務店(ここで建ててもいいと思える所がいいです)の営業さんに
〇〇の土地でどれくらいの建物を建てられるのか知りたいんですけど~?
などと聞いてみるのが手っ取り早くてオススメです。冒頭に書いたような項目についてはすぐに教えてもらえると思います。逆にすぐに教えてもらえないような所は・・・ですね😅
ある程度目星をつけたところと前置きしたのは、どんな形であれ一度問い合わせてしまうと、その後電話やメールでぐいぐい来られる事が予想されるためです(^^;
どんなに営業かけられようとキッパリ断れるから問題なし!という方はこの限りではありません。自分は断りにくくなってしまうのが分かりきっているので(笑)