前置きが長くなりましたが、三菱地所ホームで家づくりを進めることに決まりました。
メーカーを決めるまでの間、各メーカーにこちらの要望を伝え、間取りを作ってもらったり、費用の見積書を提示してもらったりしていたので、家づくりの前段階は契約前に既に始まっていたとも言えます。
改めて、我々が家づくりの要望として考え、伝えていたのは以下のような内容です。
目次
家づくりの要望
- 完全分離型の二世帯住宅
- 全館空調
- 防音室(できれば地下室)
- ウッドデッキ&サンルーム
- 広いバルコニー
- ウォークインクローゼット
- 縦置き2台の駐車場
以前の記事でも触れていますが、上記の点を大まかな希望として伝えました。
それぞれの要望について
完全分離型の二世帯住宅
玄関や水回りなど、それぞれの世帯にはっきりと分かれているタイプの二世帯住宅です。同居に近い形でありつつ、母世帯と子世帯で適度なプライバシーを保つ事ができるのがお互い丁度良いよねという事でこのタイプに決めました。
特に水回りが二世帯分になるので建築費用が高くなるのと、複数の玄関や階段などの分に床面積を取られてしまう(=他の間取りに使える分が減ってしまう)のがネックといえばネックでしょうか。
全館空調
全館空調の歴史が深い事が三菱地所ホームに決めた理由の一つでもありますし、これについては問題無くお任せできそうです。
全館空調はどうしても電気代が高くなりますが、我が家の屋根には太陽光パネルが乗せられそうですし、全館空調分くらいは賄えそうという試算が出ています。
全館空調の機械室スペース(小さなクローゼット程度)が必要なのとフィルターの定期的なお手入れが必要ですが、全館空調の利点を考えれば、まあそれくらいは許容範囲でしょう。
他には導入費用と、将来的な機器交換の費用がネックですが、こちらも分かってた事なので折り込み済みです。
防音室(できれば地下室)
実はこちらについては大きな問題がありまして。。。
以前、どれくらいの家を建てられるか?という記事で、地区整備計画と風致地区条例により建築条件が制限されてしまうことについて触れました。
実はこれ以外に、「土地区画整理事業を施行すべき区域」という地域にも該当しておりまして😅
簡単に言うと、この地域で今後市街地整備を行う計画があるため、容易に移転や除去できる建物しか建てちゃダメですよ、という決まりがあります。
具体的にいうと以下に該当する建物です。
- 階数が3、高さが10m以下であり、かつ地階を有しないこと
- 主要構造部が木造、鉄骨造、コンクリートブロック造、その他これらに類する構造であること
つまり、地下室は建てられないという事です😓
これは正直ショックでした。地下室は床面積の1/3までは延床面積に入れないでいいという利点と、構造上もともと防音性も高いという利点が何より魅力的だったので・・・
具体的な影響として、前者については地下に作れば延床面積に入らなかった防音室が、2階世帯に作ることで延床面積を使ってしまうということ、後者については地下に作るよりも壁・床ともに防音性を高めなければいけないので、その分大幅に費用が高くなってしまうという事です。
とはいえ、これもどうしようもない事なので、プランを変更していきます💦
ウッドデッキ&サンルーム
壁で囲われていないウッドデッキは延床面積に含まれないため、問題無く作れるとのことでした。ただ、サンルームはまさに周りを囲うものなので延床面積に含まれてしまうようです。
メーカーとしては推奨できませんが、建物が完成した後の完了検査が済んだあとにサンルーム化する方もいるとかどうとか・・・😅
広いバルコニー
外壁からの突出部が2m以下のバルコニーは延床面積に入らないこと、バルコニーは風致地区条例による壁面後退の規制を受けない事などを利用することで、ある程度の広さは確保できそうとのことです。
ベランダでBBQ。。。は無理かも知れませんが、グランピング(ベランピング?)とか憧れますね✨
ウォークインクローゼット
各ハウスメーカーのカタログやモデルハウスで良く目にしたこともあり、可能であれば作ってみたいと思いました。
2~3畳くらいの部屋にハンガーポールや棚を作るような感じでイメージしています。普段着る物は部屋のクローゼットに、季節物などすぐに着ないような物はウォークインクローゼットに、といった使い方ができればと思っています。
縦置き2台の駐車場
通常の駐車場1台分と、その前に来客時用としてもう1台置けるような形で考えています。
敷地面積から、横並びでは難しいですが縦列であれば十分実現できそうなので要望として入れてみました。
大体このあたりの要望が基本的なもので、これを基準に間取りを作って頂き、細かい要望はある程度間取りが出来上がってからという形になりました。
間取りなどについてはまた次回以降に😀